ゆるーく楽しい子育て生活 ~ひーちゃんと一緒~

学習障害のひーちゃんと家族のプチエピソードを綴ります

普通って線引きは人それぞれ

ひーちゃんは何をさせても

まわりのお友達より下手くそだった
そしてのんびりだった


何で?

何かひっかかる‥

そう思いながら五歳まで育てた


通っていたのは地元じゃ有名なお勉強園

『できる子』『できない子』

を露骨に評価するような先生が多かった


私が

『先生‥うちの子何か‥ありませんか?』

と相談すると

『お母さん、もっと頑張っていろいろ出来るようにしてください』

って返され続けた



むしろ楽しみながら工夫して

いろいろな遊びを体験させていたんだ

(これは追々記事にしていきます)


母ちゃん失格?

母ちゃん子育て下手?


自信喪失するまであっという間だった



ひーちゃん五歳

まだまだ赤ちゃんっぽいしゃべり方が抜けなかった


園の先生はあてにならん‼️

直接自分で電話をかけて

発育のテストを受けさせてもらった


臨床心理士さんかな

たくさん私を褒めてくれた

なんでもない些細なことでも

たくさん私を褒めてくれた


きっと自信喪失してるのがわかったからだろう



診断結果は

『まったく問題なし』



そして一年後の就学前検診

ここでも『問題なし』



でも

何かある気がする‥

この不安はやはり消えなかった


なぜなら

『育てやすいが、学ばせにくい』

それがひーちゃん



小学校に入学し、これまた私の希望で

『ことばの教室』に入れてもらった


語彙が少ない、会話が苦手、発音が下手‥

そんな苦手分野を持つ子供たちを

週一回みてくれる教室だ


ひーちゃんは一年間、

口のまわりのトレーニングをした


筋肉が弱いと発音しにくいとか、舌が短いと出ない音とか原因は様々あるらしい


一年生が終わる頃には

苦手な『サ行』『タ行』が言えるようになった




『ひーちゃんはもうことばの教室は卒業で良いですね♡』

と先生


『んー‥でもやっぱり何かひっかかるんです』

と私


そこまで言うなら試しに『発達診断テスト』を受けてみましょう

となり‥



結果

限りなくグレーな、学習障害にちかい数値

と判明



この結果にことばの先生が驚いた
    おいおいおい…💧

私はというと

ショック半分 安堵半分


何故?安堵?


だってさ

誰のせいでもなかったんだもの


ひーちゃんの個性が分かったから

ひーちゃんの伸ばし方を見つけやすいでしょ



一年間、悩みながら迷いながら

    親子で必死に家庭学習をしていた


『零点とる子はバカな子なんかじゃない!

         怠けてる子がとるんだ‼️』


怒鳴りながら‥
ひーちゃんを泣かせながら‥



ひーちゃんごめんなさい

怠けてたんじゃないね

一生懸命頑張ってたんだね

って

申し訳ない気持ちでいっぱいになり号泣した



そして、以降、

『出来ないこと』を責めるのをやめた