ゆるーく楽しい子育て生活 ~ひーちゃんと一緒~

学習障害のひーちゃんと家族のプチエピソードを綴ります

立ち止まってみる

愛娘のひーちゃんは学習障害(LD)のグレー判定がでています

知恵はあるけど学習面の凸凹が極端なのです

 

前の記事の続きになります‥

この先‥ - ゆるーく楽しい子育て生活 ~ひーちゃんと一緒~

 

 

担任の先生に相談しました

 

今、ひーちゃんが感じている思いや考えていることを伝えました

そして、母がひーちゃんの学習に日常でどう向き合っているかも話しました

 

 まだ二十代の若い男性教師

今までのひーちゃんを少なからず近くで見てきてくれた先生でもあります

 

真剣な表情で聞き、要所要所をメモにとりながら対応してくれました

 そしてゆっくりと丁寧に言葉を選びながらもこう言い切ったんです

 

『支援級はひーちゃんにはプラスになりません。

その選択はないです。

 支援級にしろ、取り出し(強く親子が希望するなら通すが)にしろ、子供が伸びる環境におく為や、根本的な理解や解決につなげる為のもので『楽になる』『逃げる』場所ではありません』

 

私は‥びっくりしました

 

とてもデリケートな問題だからこそ、曖昧に‥グレーな‥そんなまわりの声や対応に慣れていましたし、今回も柔らかい感じで共感して受け止めて励まされると思っていました

 

 

今時の保護者対応としては賛否両論あるかもしれません

 

先生の若さ故の信念かもしれませんし、危うい理想論かもしれません

 

でもね 

 

私はこのキッパリとした返答に、娘とうろたえていた心に喝をいれられた気分になったんです

『母娘共に逃げるなよ』と『本質に目を向けろよ』と‥

 

 

本当にLDであるならば、算数凹の部分は完全克服に繋がることはないでしょう

何故なら見えてるものや世界、概念が違うから

でも、他の教科は大体はついていけてる

凹部分ばかりを勉強して、勉強が嫌いになり、学校が嫌いになったら本末転倒

ならば、他の得意分野を伸ばし、凹をカモフラージュしたり

得意分野を強みに凹を開き直れたりする心の強さを育てよう

世の中、勉強が全てではないんです

 

そんな言葉をいただきました

正論ですよね

 

今回はなぜだか心にスコッと入りました

 

 先生との話の後、話し合い前に欲しかった言葉はもらえなかったのに

なぜだか視界が晴れたような気持ちになりました  

 

 

なぜだが‥を考えて考えました

 

 私はいつも手探りで、パートナー(旦那)からは意見や叱咤激励はなく

『こうだ』と言い切られる環境にはなかったし

このタイミングで担任教師からの言葉だったからなのかもしれない

 

母としての姿勢を今一度見つめ直すきっかけになりました

 

ひーちゃんの為と頑なになりすぎていたのではないかしら?

 

苦手を理解して紐解いて‥工夫しながら勉強を教えてしていくことにとらわれすぎていたのではないかしら?

 

使命感にかられすぎていたのではないかしら?

 

学力にこだわっていたのは誰よりも私だったのではないかしら?

 

ひーちゃんの為と言いながらの家庭学習は私の自己満足だったのではないかしら?

 

 結果、苦手なことをピンポイントでひーちゃんが意識してしまったのではないかしら?

 

 

 今までの自分、ひーちゃんとの向き合い方

一旦立ち止まって方向転換しても良いのかもしれない😌

ネガティブじゃなく、ポジティブにそう思えたのです

 

 

つぶやきのような記事を拝読してくださってありがとう❤️

 

続きます